私の住んでいる地区では、都内にとっても近い事もあり、
ほぼ小学6年生 9割以上が塾に通っています。
なので、今回、学校が休校になっても、
学習面の不安はどの親御さんからも出てきません。
学校=学習するところの認識がないのです。
これは本当に残念に思います。
現に、長男は、学校は友達と会える楽しい場所
塾は、本気で勉強する場所と分けております。
私も、学校の成績について気にしていなく、
楽しく過ごすのを一番に望んでいます。
本来ならば、昼間に手厚い教育を受け、
夜は塾に通わず、学校の復習で終わらせ、早く休ませたい。
なぜ、こんな教育になっているのでしょうか・・・。
なぜ、皆が、経済的に余裕がなくても、
私立の小学校の様な授業料を払って塾に行かせるのか。
それには、理由があります。
日頃から、思っていることを書きたいと思います。
🌸公立の中学校の成績の内申制度の不公平
通っている先輩ママからのお話です。
①中学の成績が先生のさじ加減で決まることもある。
大人しく、問題を起こさない静かな子供が評価され、
個性や、学力の実力で評価されない。
これは、今、公立の小学校の担任の先生で思う事があります。
長男は、塾を特待生で通っております。
(家庭の事情で💦特待割引がある塾に転塾してくれた親孝行な長男です♡)
でも、がり勉ではなく、お友達命の子供なので
とにかく元気です。
大人しい(手が掛からない)= 勉強出来る子 = 成績よくなる
学校で、成績を取っているお子さんの特徴は、
まさに手が掛からない大人しい子なんです。
何をしても平均的に出来る子供。
長男のひらめきやアイデアを、
認めてくれて伸ばしてくれるような先生は本当にいません。
私の考えは、その子の個性を伸ばしてくれて、
平等に評価される環境を望んでいます。
塾の先生は、とっても子供達の性格も理解して、
うまく学力も伸ばす努力をしてくれています。
信頼しているのは、小学校の先生ではなく、
塾の先生です。
➁中学校間で、内申点の基準が大きく違うこと。
高校入試で内申点は、受ける高校によって変わりますが、
内申点1点の差は本番の入試で20点分の差ぐらいになります。
20点分とは問題3,4問分です。
内申が3違えば、10問分ほど違ってきます。
通っている中学が違うだけで、
住んでる地域が違うだけでこんなに変わってきてしまうのです。
また推薦入試では内申点がさらに重要になってきますし、
内申点だけで私立の併願が取れたりします。
併願が取れる高校のレベルも変わってきます。
私の住んでいる地区は、中学受験に関係なく、
皆が塾で勉強しているので、
全体の学力が市の中でトップの中にあり、
公立の小学校でさえ、成績を取るのはとっても大変です。
そのまま、公立の中学校に行っても、
他の地区との内申点の基準が違く、不公平になります。
このような思いがあり、今、長男・次男ともに
経済的に余裕がなくても、塾に通わせております。
住まわれている地区によっても、事情が違うと思いますが、
子供の人生は「生まれた家庭と地域」で決まるという、
今日のニュースを見て改めて色んなことを考えさせられております。
少しでも、日本の子供達が平等に良質な教育を受けられる環境を
作って欲しいと切に思います。